こんにちは、PHONE APPLI でフロント開発をしています柿原と申します。
新卒で弊社(株式会社PHONE APPLI)に入社してから1年と少しが経過しました。 今回は、その間一貫して使い続けてきた自作Todoリストの成長をタスク管理方法の振り返りを兼ねてご紹介していきたいと思います。
Todoリストとは?
Todoリストとは、「やるべき仕事や作業(タスク)をリスト化して分かりやすくするためのもの」の総称です。
紙のノートや付箋に書き留めたり、タブレットやPC/スマホ上のアプリなどのデジタルな媒体で記録したりと様々な方法でタスクをリスト化します。※
※最近ではデジタルなTodoリストは充実していて、無料でもたくさんの種類があります。(普段使用しているメールアプリにもTodoの機能が隠れて搭載されていたり、といった場合もあります。)
今回ご紹介するのは↑のデジタルなTodoリストのお話です。
Todoリストを使う(つかわない)理由は様々ですが、個人的には普段の仕事でルーチンでないタスクも多く、入社当初から備忘録代わりに「Todo」をつけることを習慣化していました。
Todoリストを自作した理由
ご紹介した通り、個人的に「自作のTodoリスト」アプリケーションを使ってタスク管理をしています。
当初は他のTodoアプリをいくつか使って管理していましたが(メモ帳、Todoist、Microsoft Todo、Evernote...)、しかし、
導入にダウンロードやアカウント登録などがあり、導入に手間が意外とかかる。
使わない機能がおおい(リマインド機能、他アプリとの連携機能など)
重い(様々なニーズに対応するため色々な機能が搭載されているのが原因かも)
といった課題感がありました。
また「探すより作った方が早いかも、プログラミングの学習にもなるかも」という発想により、
「軽量でシンプルなTodoリスト」を目指して入社3ヶ月目くらいからTodoリストを作りはじめました。
Todoリストver.1
発案から1週間ほどで出来上がりました。 出来上がったTodoリスト(ver.1)は以下の機能を有していました。
できること
- タスクの登録
- タスクの完了/未完の表示と切り替え
- タスクの削除
- タスク=0の時の「You Finished!!」を表示
できないこと(課題)
タスクの保管 (ストレージなどに保管していないので画面をリロードするとすべて消える)
タスクの並び替え (タスクの並びは登録順に上から箇条書きで固定(着手順で上から並び替えたい))
重要度別にカテゴリ分け (「今日対応必須」のものと「来週でもいいもの」を分けたかった)
「軽量でシンプルなTodoリスト」を目指して最低限の機能で実装しました。 完成後2週間ほど使用してみて、コンセプト通りのメリットを感じつつ、逆に課題も多数見つかりました。
確かに自分のほしかった「シンプルさ・軽量さ」はあるものの、まだちょっと使いづらいな、という気持ちは拭いきれませんでした。
Todoリストver.2
そこでTodoリストに機能を追加することにしました。さらに3週間後、新たな機能が改善されたTodoリスト(ver.2)をリリースしました。
新たに追加された実装
localStrageにタスクを保管する機能
Drag&Dropでタスクの並び順を変更できる機能
タスクごとにカテゴリを分けられる機能
カテゴリごとにタスクをソートする機能
上記が、現在使用しているTodoリスト(ver.2)で実装された追加機能です。 ネックだった「リロード時に内容がリセットされる仕様」が改善され、タスクの重要度・緊急度に応じて タスクを整列させることが可能になりました。
こちらが現在(2021/08/11)での最新verで、リリースから1年間ほどこのTodoリストver.2を使ってタスク管理を行っています。 機能のアップデートにより下記のタスク管理が可能になりました。
タスク管理について
今現在、Todoリスト(ver.2)を使って自分がどのようにタスクを管理しているのかについてお話していきたいと思います。
基本的には、①朝にその日の目標を書く>業務後に残った課題を書く、②タスクが見つかるor完了したら都度入力する、たったこれだけのシンプルな運用をしています。
これだけだと普通のタスク管理だと思われるかもしれませんが、 タスクを追加する際のポイントとして
- 納期に応じてカテゴリ分けする
- やるタスク順に上から並べる
という工夫をしています(上記は自作Todoリストの機能に依存しています)。
このタスク管理の気に入っているところ
- シンプルだから覚えやすい、続けやすい。 (運用がシンプルなので、継続するのが楽でした)
- タスク管理のコストが限りなく小さい。 (重いTodoリストから軽量な自作Todoリストに乗り換えたおかげで管理が楽になりました)
- タスクの優先度が一覧でわかる。 (優先度順にタスクが上から並んでいるので今やることを探す時間がなくなりました)
タスクが明確でなく、今何をやるべきかわからなくなる時間がかなり縮小されたおかげで心の余裕ができるようになったので、 タスク管理の恩恵は日々実感しています。
まとめ
Todoリストの成長やそれを用いたタスク管理方法について共有させていただきました。
今のタスク管理もまだまだ発展途上ですが、この記事を読んで少しでも「自作Todoリストいいかも」と思っていただけたら幸いです。